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スーパーの現場で生き残る食費予算の決め方

食費は多くの家庭がいちばん抑えたいカテゴリで、当て推量の予算がいちばん速く破れるカテゴリでもあります。自分の記録から数字を導く手順、最初の額がたいてい低すぎる理由、そして本当に効く工夫。

食費は家庭からの質問がいちばん多いカテゴリで、それには理由があります。金額が大きく、本当に動かせて、週に何度も発生し、家賃と違って今日の午後の判断が数字を変えます。そして予算がいちばん速く破れるカテゴリでもあり、理由はほぼ毎回同じです。その数字が、導かれたのではなく発明されたからです。

まず、実際にいくら使っているのかを知る

月の食費はいくらかと訊けば、誰でも数字を答えます。それを記録した一か月と比べると、三割から五割低いことがとても多い。嘘をついているのではなく、記憶がそう働くだけです。週末のまとめ買いは覚えていて、それ以外は覚えていません。コンビニのおにぎり、買い足したパン、子どものおやつ、缶ビール二本、誰も作れなかった夜のデリバリー。どれも小さくて忘れやすく、そして月に二十回あります。

だから最初の一か月に予算は一つも置きません。食べものに使ったお金を、都合の悪いものも含めて丸一か月記録します。週末にまとめて思い出すのではなく、支払ったその場で。週単位の再現は、まさにあなたが測ろうとしている差を生んでいる、小さく頻度の高い買いものを取りこぼすからです。

一か月が最低で、二か月あればなお良い。月は人が思うより互いに違うからです。誕生日、来客、子どもが一日じゅう家にいる長期休み。静かな二月から導いた予算は、規律とはまったく関係のない理由で八月に破れます。

食料品と外食は分ける

この二つはまるで違うふるまいをしますし、まとめてしまうと、あなたが変えられる唯一のものが隠れます。食料品は比較的動かしにくい。四人家族は食べさせなければならず、丁寧な買いものと雑な買いものの差は実在しますが、幅には限りがあります。外食と出前・デリバリーは大きく動き、意外なお金はたいていそこにあります。

「食費」に統合されていると、家庭は大きな数字を見て、もっと安い野菜を買わなければと結論し、その五分の一が疲れた平日夜のデリバリーだったことを見落とします。分けてあれば、絵は即座に手が出せるものになり、買いものの問題ではなく段取りの問題を指します。

Fambook が第二階層のカテゴリをメニューの奥ではなく平置きにしているのはこのためです。食料品、昼食、夕食、出前、カフェ、飲みもの、お菓子、果物がそれぞれ一タップで、並びは実際に記録した内容に合わせて変わります。この区別が価値をもつのは、レジでそれを付けるのに手間がかからないときだけだからです。

数字の決め方

  1. 記録した一か月か二か月から、実際の金額をとる。
  2. カレンダーと突き合わせる。その月に特別なことがあったなら調整する。ただし正直に。どの月にも何かはあります。
  3. 上限は願望ではなく実額のわずかに下に置く。五から一割下なら届くかもしれない目標です。三割下は二週目に外す目標で、二週目に外すことこそ予算が捨てられる筋道です。
  4. 食料品と外食に別々の金額で、必要なら別々の態度で置く。デリバリーには厳しく、スーパーには緩く、のほうがうまくいく家庭は多いようです。
  5. 次に調整するまで三か月は触らない。一か月ぶんはただの揺らぎです。

わずかに下を狙う理由は、最初の一か月が収まるという経験が仕事の大半をしているからです。収まった上限は仕組みが機能している証拠になります。すぐ突き抜けた上限は、この数字は飾りだと教えます。そしていったんそう学ぶと、学び直すのは大変です。

Fambook の月の上限はカテゴリごとで、残額は支出を入力しているあいだに見えます。その数字が何かを変えられる唯一の瞬間がそこだからです。区分もそっけないもので、余裕あり、近い、超過。点数もなければ助言もありません。

数字を実際に動かす工夫

この分野の助言は大量にあり、その大半は検証されていません。以下は、どれくらい確信してよいかの順に並べてあります。

確実。算数だから

たぶん有効。ただし語られる自信ほど証拠は厚くない

争いがあり、それでも面白い

現金で払うと支出が減る、とよく言われます。Prelec と Simester による 2001 年の有名な実験結果があり、チケットに入札する参加者は、現金ではなくクレジットカードで払うと言われたときに大きく高い額を払う気になりました。印象的な結果ですが、書いておくべき限界があります。スーパーでの買いものではなくイベントのチケットの競売で、標本は小さく、そして「支払い方法が支払意思額を変える」という一般的な効果を再現しようとした後年の試みは結果がまちまちです。気になるなら一か月現金で試す理由としては十分ですが、あなたの食費についての確立した事実として扱うのはやめておきましょう。

超えた月にどうするか

必ず来ます。誕生日、来客、誰も八日間まともに料理しなかった体調不良。翌月の上限を下げて埋め合わせたくなりますが、それは間違った反射です。超過した月のあとに不自然に厳しい月が来て、それ自体も外され、制限と反動の循環になり、最後にアプリが消されます。

より良いのは、上限はそのままにして、何が起きたかを一行だけ書き添えて、続けることです。気にすべき数字は四半期の平均であって、単月ではありません。記録された理由こそ、帳簿を読み返す価値にしてくれるものです。超過した三か月に「来客」「来客」「特に理由なし」と付いていれば、意味はまったく違います。そして手を打つ価値があるのは三つ目だけです。

予算が問題ではないとき

記録した食費が、あなたの地域で丁寧に暮らしている家庭の水準にすでに近く、それでも収まらないなら、問題は食費の予算ではありません。食費が収入に占める割合が、あなたの収入の大きさを反映しているというだけのことです。それはエンゲルが十九世紀に書いた観察そのもので、いまも有効です。その場合、てこは大きな固定費と収入の側にあり、食費をさらに絞り続けても、労力ばかりかかって節約はわずか、そして相応の惨めさが残ります。

それを知ること自体に価値があります。カテゴリをきちんと記録して得られる有用な結果のひとつは、そこはもう十分に絞れていると判明して、心配するのをやめられることです。

よくある質問

四人家族の月の食費はいくらが適正ですか。

持ち運べる答えはありません。住んでいる場所、手に入るもの、食事上の制約、子どもの年齢で変わります。国の平均が公表されている国もありますが、同じ国の中でも地域差は大きい。自分で記録した一か月のほうが、どんな平均よりはるかに良い基準点です。あなたの実際の物価と家庭を反映している唯一の数字だからです。

なぜ食費の予算はいつも外れるのですか。

たいてい記憶から決めているからです。思い出した食費は、記録した食費より三割から五割低いことがよくあります。まとめ買いは覚えていて、その周りの小さな二十回は覚えていないからです。数字を決める前に、本物の一か月を記録してください。

食料品と外食はひとつのカテゴリにすべきですか。

二つに分けてください。反応するものがまったく違います。食料品は比較的動かしにくく、意外なお金はたいてい外食と出前の側にあります。まとめてしまうと、実際の発見が「疲れた平日夜のデリバリー四回」なのに、もっと安い野菜が必要だという結論に行き着きます。

超えてしまったらどうしますか。

大げさなことはしません。上限はそのままにして、理由を一行書き、単月ではなく四半期の平均を見てください。翌月を不自然に厳しくして埋め合わせると、制限と反動の循環になり、最後は放置に終わります。

現金払いだと本当に支出が減りますか。

ありえますが、決着はついていません。最もよく引かれるのは Prelec と Simester の 2001 年の実験で、カード払いと言われた人のほうがチケットに高く入札しました。ただし競売であり、標本は小さく、一般的な効果についての後年の研究はまちまちです。気になるなら一か月試す価値はありますが、事実として扱う価値はありません。

上限はどれくらいの頻度で変えるべきですか。

多くて三か月に一度です。単月はただの揺らぎで、誕生日や来客や長期休みのほうが、買いものの習慣の変化よりも数字を大きく動かします。

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Fambook は家族にひとつの共有帳簿を渡します。誰でも数秒で一件書けて、どの記録にも誰が使ったかが残り、ひと月の合計が二か所ではなく一か所にまとまります。圏外でも記録でき、あとから同期します。記録、カテゴリ、予算、統計、CSV の入出力、同期、二人での共有は無料。課金で買えるのは「入力の手間が減ること」だけです。

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